さてさてさて!
冬季限定オリジナルブレンド「ジャン=ピエール・メルヴィル」が好評です。
クリスマスケーキ(終わってしまいましたが)やバレンタインのチョコレートなど、甘い物と合わせたり・・・
ミルクを入れてカフェオレにしたり・・・・
また冬の長く暗く寒い夜、読書や勉強や夜更かしのお供に・・・・
もちろん、「こちとらスコッチはストレート、葉巻はモンテクリスト、ジャケットはツイードのヘリンボーン、コーヒーは何も足さない引かないブラック、それ以外はあり得ねえぜ!!」というハードボイルド&ストイックなかた(!?)はブラックでお飲みになったり・・・
とにかくまあ、そんなシチュエーションがブレンドコンセプトです。
深煎りに耐えうる豆でマンデリン、ブラジル、タンザニア、コロンビア、グアテマラ、もうひとつインドネシアをブレンドし当店で一番深くローストしてあります。
(レシピをそんなにペラペラ喋って大丈夫なの、と心配する向きもおられましょうが大丈夫大丈夫♪♫まずウチみたいな超マイナーな店、見向きしません!よしんば見ても多分真似出来ないでしょう、それぐらいの仕事はしてます)
エクストラヘヴィ&ストロングですが、ただ苦いだけの深煎りコーヒーは最も忌むべきところでありますので、そこは杉綾スタイル、
ブレンドする豆の組み合わせと配合する割合には吟味を重ねて味を創ってあります。
販売期間はバレンタインデイまでを予定しておりますので、一度お試しになってみても悪くなかろうと存じます。
(冬季限定オリジナルブレンド「ジャン=ピエール・メルヴィル」100g/¥680。ひたすら黒く・重く・ビター。コーヒーも映画も同じ、ということで大好きなメルヴィルの名前を拝借しまして・・・。)
*おまけ&ジョークです
(冬っぽいPOP冬っぽいPOP・・・・・と考えてたら何かノルウェジアンブラックメタルとか自然崇拝型ブラックメタルのジャケに使えそうなのができまして・・・・・。この人、暇なのか?)
さてさて!
引き続きご案内致しましょう。
インド アティカン農園、数量限定で発売です。
ローストは中煎りよりほんの少し深めで、甘く滑らかで爽やか、後味は切れて嫌味の無い上品な味わいです。
(ローストのレベルは毎回複数をサンプリング・カッピングして当店のフィーリングに準じて決定)
今回のインドは当店定番のカラディカンと同じサンガメシュワグループ傘下の農園ですが、ナチュラル精製のカラディカンと異なり精製方法はフリーウォッシュト。
なのでウオッシュトならではのクリーンで、豆本来の味が楽しめます。
・・・・・・と説明はこれくらいにして!
フリーウォッシュトvsナチュラルプロセス。
甘くクリーンでトータルバランスの良いアティカンか!?
それとも
突出した個性派、果実感&ワインフレーバーのカラディカンか!?
竜虎相搏つ!!
あなたはどっちでしょうか!?
どっちかなんて決められねえぜ!!、という店主マツケンみたいに優柔不断な(!?)あなた。
勝ち馬に乗るわい、というやっぱり店主マツケンみたいに日和見主義(失礼)、洞ヶ峠タイプなあなた。
火事も喧嘩も恋も全部いっしょなの、というまたまた店主マツケンみたいに欲張りなあなた。
一度、両方お試しになってみても面白いと存じます。
(インド アティカン農園 中~中深煎り 100g/¥680。カラディカンと飲み比べて違いを楽しむのもオツです)
当店をご利用下さいまして誠にありがとうございます。
大変恐縮なのですが明日1/11(土)、17:30閉店とさせて頂きます。
何卒なにとぞ、よろしくお願い致します。
さて!
今回は余計な話なぞ無用にしましょう。
(極端な人・・・・・)
定番品ケニヤがタンザニアに変わりました。
タンザニア 、ンゴロンゴロ コンベント農園です。
当店、シングルでは初のタンザニアです。(これまではブレンドと特注用でのみタンザニアを使用)
当店としては、やはりアフリカ豆のシングルにケニヤは外せないと考えていますが、今回のタンザニアは下手なケニヤよりよほど良いどころか、堂々たるものがあります。
まずフルボディ、強い甘みと重量感。オイリーな口当たり舌触りが強く印象的です。フィニッシュは切れて心地よいビター感がかすかに続きます。
総じてバランスも取れているので当店のラインナップの中では比較的、オールマイティに行けるんじゃないでしょうか。
ピン!ときたらぜひお試し下さい。
ピン!とこなくてもぜひぜひお試し下さい。
とにかくひたすら果敢にひとまずとりあえず一度と言わず二度三度、お試し下さい。
(タンザニア ンゴロンゴロ コンベント農園 中深煎り 100g/¥680。スコッチとかラム好きなわたくしとしては個人的に強い甘みとヘヴィ&オイリーな質感がたまりません。これ、モルトとかハード系のリカー好きな人ならハマるのでは?と思っていたら同じお客様がいらっしゃいました)
・・・・・・・・・・・・。
昨年12/31の記事にて触れた、は号作戦(*)の件ですが・・・・・・
結論からいいますと作戦は失敗でした。
売れゆき不調でした。
12/31は寒さと強風のため例年に無い人出の少なさ、
1/1は人出こそ多いものの往来の動線や参拝客の心理的・生理的な状態と提供者側の位置関係、タイミングの齟齬やらなんやかんや、敗因を分析するにそのどれもがさもありなん。
近隣のお店さんも商機無しということを長年の営業体験と観察から理解しているのでしょう、ほとんど休みでしたし、テキ屋さんとかの出店も無し。
やはり先人達は知っているのでしょう。
それにひきかえ我々は知らなさすぎた。拙速かつ知らなさすぎた。不覚なるかな、知らなさすぎた。
事を起こすには迅速果断であるほうが望ましいでしょう。が、事を成すには綿密な調査と思慮に裏打ちされた勝利へのロジックが必要不可欠でありました。
・・・・・・・・。
まあそういうことなのでしょう。
敗軍の将、兵を語らずと古来より申しますのでこれ以上の言及は避けますが、
やってみて初めて得る事も多々あるのもまた事実!
体験から得る学習・考察、これまでの直観と信念の正しさや敗退の屈辱などもろもろ内省するに及んで、今後の商売の糧となるでしょう。
かの魏武や右府様も一度ならず大敗しその都度再起し捲土重来、覇業を達成したのはたれもが知る通り。
そう、羞を包み恥を忍ぶは是れ男児なりと申すではありませんか!
金を失うのは小さく、名誉を失うのは大きい、だが勇気を失うことだけはいけない、
みたいなことをサー・ウインストン・チャーチルが仰ってましたがその通り、然り、その通り!
だもんで私も他日、会稽の恥を雪ぐことを期してまずは十年。
一剣を磨くことに致しましょう。
何、100回失敗したら200回やるまでのことです。
そんな感じです。
・・・・・・・・・・・・・・。
これ以上は私の筆で能く語り得るべくもありません、まずはご報告とさせて頂き、終わることに致します。
(なお補足ですが、終わってみればブリリアント・コーナー、店内は年末年始も大盛況でした。また、テイクアウトコーヒーをお買い上げ頂いたお客様はほとんど中板橋から参拝しに来た、当店のお客様だったというのも救われた次第であります。)